どんなマーケティングのやり方なのか
まず4つの視点からマクロ環境から受ける影響を分析していきます。
その4つとは、政治面、経済面、社会・ライフスタイル面、技術面であります。
そうすることで、日々飛び込んでくるニュースや情報を漏れなく選別でき、適切なマーケティング戦略を立てることができるのです。
また、「競争企業間の敵対関係」「新規参入業者の脅威」「代替品・代替サービスの脅威」「買い手の交渉力」「供給企業の交渉力」といった、自社を取り巻く業界の競争環境と要因を分析することで、収益性を測ります。
自社の商品・サービスに価値が生まれるまでを、過程ごとに分析したりもします。
まずは、価値を生むことに対して直接的に貢献している要素を、下の5つに分類します。
「購買物流」
「製造」
「出荷物流」
「販売・マーケティング」
「サービス」
そしてその価値を間接的に支援している要素を、下の4つに分解します。
「全般管理」
「人事・労務管理」
「技術開発」
「調達活動」
上記の合計9つの過程ごとに分析を行ないます。分析を行うことで、マーケティング活動においてコスト削減が可能な部分を見つけ出すことや、高い価値を生み出している部分を見極めることに役立ちます。
分析結果をもとに目標を決めた後に戦略や戦術を立てます。
いきなり戦略や戦術から考えだすのではなく、順番にステップを踏むことがマーケティングでは重要です。
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